MotoGP 2011 9 23 Autumnal Equinox Day

 今年も10月2日に「ツインリンクもてぎ」サーキットで、
MotoGP世界選手権シリーズ第15戦日本グランプリが開催されます。
 私は、ケビン・シュワンツ選手が引退してから、
モーターサイクル(二輪)の世界選手権は、もう見ないと思っていたのです。
着実にポイントを稼げば、チャンピオンになれたのに、
毎回、優勝するか転倒リタイアするかという激しいレースを展開した、
シュワンツ選手の戦いを見るのが楽しみだったのです。
 しかし、最近、再び、MotoGPを見るようになりました。
陽気で明るいロッシ選手が、レースとなると激しい闘争心を見せ、
哲学者のような雰囲気のロレンソ選手が、
レースとなれば、激しくロッシと戦う。
時には、ポイントを稼ぐことを忘れたかのようなレース展開となります。
2010年日本GPでは、時速300Kmの世界で、
まるで肩と肩がぶつかり合うようなレースでした。
両者の戦いで、最も印象に残ったのは、2009年カタルニア・グランプリでしょう。
 さらに、MotoGPを盛り上げてくれるのは、
情熱の塊という印象のストーナー選手でしょう。
 今年は、福島原子力発電所の事故を受けて、
栃木県の「ツインリンクもてぎ」で、
世界選手権シリーズは開催できないのではないかと思われましたが、
無事に開催できるようです。
 このレースでの熱い戦いが、
震災復興を目指す人たちの励みとなるように祈ります。
 さて、私がMotoGPに関心があることを意外に思った人が多いでしょう。
私は、疲れがたまってくると、あるいは平凡な日々が続くと、
闘争心というか、「戦う心」が失われてくるのです。
「戦う心」は、生命エネルギーの源泉のひとつです。
 現代日本人に欠けているのは、戦う心、戦う意欲でしょう。
優等生ばかり多くなった日本。




































































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